baby!baby!baby!

それでも、なぜか気になるケータイ。





連絡待ってるんだって気づいて自分がいやになる。





いやならあの時あんなこと言わなきゃよかったじゃん。





龍佑にもちょっとずつ怒りがわいてくるし。





最悪!





そのとき、ケータイが鳴った。




龍佑…?





「もしもし…。」

「健太だけど。」

「まぎらわしい…。」

「おい!」





てゆーか、焦りすぎでしょ、あたし…。





「どうしたの?」

「桜からだいたい聞いたから。」

「うん。桜は?」

「風呂。」

「お泊まりですか。」

「お泊まりですね。それより、大丈夫か?あいつほんと、たまに大バカだから。」

「あたしね、自然と連絡待ってんの。」

「連絡ねぇの?」

「ない。」





電話の向こうでなにか考えてる様子の健太。





「まぁ、琉菜に頼まれるまではなにも余計なことしないから。安心しろ。」

「ありがと。」

「桜はなにするかわかんねぇけどな~。」

「あはは!」

「俺と桜はいつでも話聞けるから。二度と抱え込むなよ。桜のためにも。」

「うん。健太意外といい彼氏やってんだね。」

「だろ?じゃあな。」

「うん、ありがとね。」






少ないけど、友達には恵まれてる。




いざというとき、健太はほんと周りを見てるっていうか…。




普通ならもっとモテてもいいと思うけど。




でも健太には桜が一番あってる。





って…人のことも大事だけど、自分ね…。





情けないな。





こういうとこで自分に閉じこもるのは変わってない。





だけどやっぱり龍佑にはむかつくし。






もうわけわかんない。





もう今日はお父さん待たないで寝よう…。





ごめんね、お父さん。