baby!baby!baby!

みづきさんの案内で着いたのは、ボロアパート。




意外だったな…。





服とかちゃんとしてたから。





一緒に住んでる人はいないから仕方なく、みづきさんの指示でベッドまで運んだ。






「ごめんね…見ての通り、貧乏だから…病院とか行きたくなくて…。」

「1人で大丈夫ですか?」

「…できれば…1人になりたくない…。」

「え?」

「でも…無理だよね…。彼女、いるもんね…。」






あぁー、もう!




どうしたらいいんだよ!





もうヤケクソで看病。






「熱、はかりました?」

「はい…。」

「あぁ、熱あるんで風邪ですね。頑張りすぎなんじゃないですか?」

「でも…借金があるから。」

「借金…。」

「出て行った父親が残したの…。」





なんかすげー頑張ってる人なのはわかった。




たぶん、いい人。






「わかりましたよ…みづきさんが寝るまではいますから。」

「ほんと…?」

「ってか俺でいいんですか?」

「うん…龍佑くんなら…。冷蔵庫にお茶あるから…飲んでいいよ。」






ってか看病とかしたことないから。




みづきさんはたまに苦しそうにするけど、どうしたらいいか…。






ってか、琉菜に連絡…。





「おなかいたい…!」

「えっ…!?」





風邪薬と胃腸薬って同時に飲んでいいのか?




わかんねぇから、腹は湯たんぽをつくってみづきさんに渡した。






とにかく、ひたすら戸惑ってる俺。





俺自身は自然治癒派だから。





まぁ…風邪ひいてるのに気づかないんだけど。






それから、ようやくみづきさんは落ち着いて寝た。





よし、帰る。





けどその前に疲れたからお茶もらっていこう。