baby!baby!baby!

そして、放課後。





「よし、行くか。」

「うん…ほんとにいいの?」

「つーかなにも迷うことねぇから!」

「…うん!」






笑顔になった琉菜。




俺の心配なんかしてんじゃねぇよ。





ほんと、琉菜はとことん人に気をつかう。





多分、俺には使ってないほうなんだとは思うけど。






琉菜と一年の教室に来た。






目立つ葉山はすぐ見つかる。





「葉山。ちょっと来い。」

「あれ、そんな怖い顔してたら本性バレちゃいますよ?」

「そんなもんどうでもいいんだよ。」

「てゆーか、やっぱり俺のとこ来ましたね?2人そろって来るとは思いませんでしたけど。」

「だから、そんなこといいんだって。お前、今琉菜がどうなってるか知ってるのか?」

「まぁ。」





表情をなにも変えず、当たり前のことのようにそう答えた。




こいつ、相当黒いな。





「こうなることわかってて告白したな?」

「それはどうでしょう。」

「琉菜のこと好きなのか?俺を負かしたいだけ?」

「そうですねぇ…。龍佑先輩から琉菜先輩奪えたら、龍佑を越せるじゃないですか。そんなかんじで琉菜先輩は好きですよ?」





意味わかんねぇし。




まぁ、つまり、琉菜のことは利用できる奴として好きってことで。




ほんとに好きなわけでは無いんだろう。





むかつくな。