baby!baby!baby!

琉菜の部屋で向かいあって座る。






「最近、琉菜がなんか隠してるかもって思ってた。」

「うん…。」

「けどそれはただの勘だったから、琉菜を問いただしたりしなかった。でも、今日の具合わるいってのは嘘だな?なんか隠してるだろ。」

「隠してない。」

「他のことはまだきかねぇから。」

「今日は…転んで…頭打ったの。だから、頭の検査に行かされたんだ。」

「桜に会わなかったのは?」

「あのときまだ頭からちょっと血が出てて…。」

「血!?検査ほんとに大丈夫なんだよな?」

「大丈夫だよ。ほんと!」





とりあえずよかった…。





まさか頭打ってるなんて思わなかった…。






「俺に言うのはそれだけで良いのか?」

「うん。」

「…わかった。まだわかんねぇことたくさんあるし、俺の心配もまだ思い過ごしだと思えねぇけど。約束だからこれ以上聞かない。」

「龍佑!嫌いに…なった?」

「なれるわけねぇだろ!とにかく、葉山に近づかないこと。わかったか?」

「うん!」






あんな顔で聞くなよ…。





俺が琉菜を嫌いになれるわけないんだし。




ただ…後悔してる。




もしかしたらって思ったときに俺らしく聞いとけばよかったって。





葉山の告白が絡んでるか、葉山自身が絡んでるかはまだわかんない。




今わかったことは俺の勘は当たってたってこと。





あとは…まぁ、琉菜が話したのはたぶん、それと関係ないこと。






「戻るか。」

「うん。」






自分の家への帰り道にちょっとヘコむ。





もやもやしてる。