baby!baby!baby!

*龍佑




今日は健太と遊ぶってのは嘘で。





本当は琉菜の誕生日にやるものを買いにきた。





けど、なにを買うか決まってない。






「はやく決めろよー。」

「わかんねぇから健太連れてきたんだけど。なのにまじ使えねぇな。」

「ついてきてやった人にそんなこと言う?」






彼女の誕生日に何かをあげたことねぇし。





基本、物をあげたりもらったりはめんどくさいからしてなかった。




それは本気じゃなかったからなんだろうけど。




琉菜は特別だから。





…俺、琉菜のこと好きすぎる…?






「それにしても思いうかばねぇ。」

「もうタクさんに聞けよ…。」

「あ、それいい。」






ってことでタクさんの店に。




タクさんは超大人。





見た目ホストだけど、本当はマジメな良い人。





俺らの頼れる大人。






「タクさん。」

「よぉ。」

「龍がさー、彼女に何あげるかで悩みまくってんだけど。アドバイスしてあげて?」

「琉菜ちゃんも誕生日近いのか?」

「超近い。」

「へぇ。」





ニヤニヤしてるタクさん。




なんだ?





「琉菜ちゃんはお前の誕生日知ってんのか?」

「さぁ。俺は琉菜の友達から聞いたし。健太の彼女ね。」

「琉菜なら俺がおし…」

「健太。お前彼女いたのか。」

「あれ、言ってなかった?」





なんか今、健太の言葉さえぎった?




ま、気のせいか。