baby!baby!baby!

いや、今はそこじゃない。




「お前、彩香とどういう関係?」

「んー…元カレ?たぶん。」

「なんで曖昧なんだよ。」

「あんたと彩香が付き合ってたとき、彩香の寂しさ埋めるだけの存在だったからね。」





まじ?



これ、修羅場?





「今となってはどうでもいいんだけど。」

「…つーか、お前自己紹介くらいしろ。」

「さっきからお前お前って…。俺先輩だから。三年の庵康仁。」

「できるだけ覚えておくわ。」

「お前性格わりーな。」





これでも良くなったほうですけど?




昔の俺なら気の済むまで殴った後、猫かぶりパワーでもみ消すな、多分。




それ以前に琉菜以外の女でムカついたりとかしないけど。






「ま、彩香のことだけじゃなく、お前には付き合いたての彼女取られたりしてるからな。」

「どの女のことか知らないけどドンマイ。」

「謝罪を知らないみてぇだな。」





女とったとられたは、どっちが悪いとかじゃなくね?



お互い様だろ。




…まぁ、俺も少しはわるかったってこと。




「とにかく、琉菜にかまうなよ。」

「どうかな。」

「どうせ彩香の指図だろ?」

「さぁ。」

「じゃ、めんどくさいからさようなら。」





朝からまじテンション下がった。




彩香が誰をし向けようと、琉菜は守る。