baby!baby!baby!

「ん?てか、においって…あんたは犬か!」

「鼻がいいんだよ。香水つける男と浮気したらバレるぞ。」

「だから、浮気しないってば!」

「女はそう言って裏切るからな。」

「あのね、今まであんたの周りにいたバカ女達と一緒にしないでくれる?」

「ははっ、言うね!ま、嘘だから。琉菜は他の女と違うのわかってるし。だから好きになった。」





い、いきなり照れるじゃん…。





そんな優しい目で見られたら余計意識しちゃう…!






「なに教室で少女マンガやってんのよ。」

「桜~…。」

「琉菜顔真っ赤ー。」

「よぅ、龍佑。」

「ちっ、邪魔してんじゃねぇよ。」

「うわ、今の大声で言ってほしいね。」

「やめろよ。さっきから目立たないようにして、普通に琉菜と話してたんだから。目立つと元に戻さないとだろ。」

「どっちが元かわからんけどな。」






あ、確かに教室バージョンじゃなかったかも。






「ねぇ、桜。」

「ん?」

「あたしいつもと違うにおいする?」

「しない。いつも通り。」

「そっか。」






龍佑すごいかも…。




だって一瞬だもんね。




においわかるほうがすごい。






「ほんと、犬みたい…。」

「顔ゆるんでる。」

「うそだ。」

「うそじゃないから。」





あたし、ほんとに変わったな…。