baby!baby!baby!

琉菜も心配してたし、ちょっと協力。





「なぁ、琉偉?」

「なにー?」

「なんか隠してるんだろ?」

「…かくしてないよ。」





うん、隠してるな。



わかりやすい奴…。





「なんかあったのか?」

「ないもん!」

「はぁ…。なにがあったか知らないけど、琉偉。聞いてほしくないことなら、気づかれるな。今の琉偉はなんか隠してるのバレバレ。」

「…だって…。」

「でもな?琉菜とか琉菜パパとか、俺もだけど、琉偉を心配してる人には頼れ。ほんとは誰かに聞いてほしいならな。」

「…でも…。」

「琉偉は琉菜に心配かけたくなかったんだろ?そんなんわかってるから。」

「りゅーすけ…。うぅー…!」




泣きながら俺に抱きついてきた琉偉。




小1で抱え込んでんじゃねぇよ。




琉菜そっくり。




話を聞いたところによると、琉偉は小学校でうまく友達を作れてないらしい。




それは児童クラブでも同じで、はやく家に帰りたくて仕方ないと。





「いいか?小学生なんてむりやり入ればこっちのもんだ。あとは自動的に友達認定だ。」

「そんなもん?」

「そんなもんだ。ただ大事なのは何回でもやること。琉偉なりに頑張ってはきたんだろうけど。」

「うん。」

「俺ともすぐ仲良くなっただろ?琉偉なら楽勝。」

「うん、がんばる。あのね、おねえちゃんには言わないでね。」

「ん。わかった。俺には言えよ?」

「うん!」




さんざん泣いた琉偉は琉菜が帰ってくるときには俺のひざで寝てた。