baby!baby!baby!

*龍佑




家はあんなもんだな。




完全に両親とも素だったけど。





でも琉菜が楽しそうだったし。





両親も琉菜を気に入ったみたいだ。




まぁ、琉菜が嫌われる要素を持ってないけど。





少し歩いて映画館に到着。





「何見る?」

「あたし映画館って初めてかも。」

「まじ?」

「うん。中2からはこの生活もあるんだけど、その前から母親は育児とか向いてなかったし。お父さんは忙しかったし。」





そういえば、琉菜の母親の話って聞いたことなかった。




俺も別に気になってなかったし。




どっちにしろ、琉菜から話すまで俺は聞いたりしないけど。





「映画館デビューか。よし、見たいの選べ!今日はなんでも付き合ってやるよ。」

「じゃあー…これ!」





ガッツリのラブストーリーじゃないっすか。




つ、付き合うって決めたからな!




券を買って席をとる。




琉菜は興味津々でキョロキョロしてる。





「飲み物とか買ってくる。ポップコーン食うか?」

「ポップコーン…食べる!」





いつもは落ちついてる琉菜が少しガキっぽくてドキッとした。



ギャップ…?




やばっ…。