baby!baby!baby!

話してたらいつの間にかついた龍佑の家。




オシャレ…。





「琉菜ん家みてぇにデカくはねぇけど。入るぞ。」

「う、うん。」




龍佑について中に入ると、中もオシャレ。




はぁぁぁ…。




「ただいま。」

「おかえり~!」

「おじゃまします。」

「…。」




えっ?



無言?



あたしなんかした!?





「…かっわいいー!やばっ!かわいすぎる!」

「あっ、ありがとう…ございます…?」

「光ー!」

「こう?」

「親父の名前。」




へぇ。



てゆうか、お母さん聞いてたとおりパワフル…。




「なんだよ…。ん?誰、このカワイイ子。」

「彼女連れてくるって言ったろーが。寝ぼけてんじゃねぇぞ、ジジィ。」

「うるせーな、クソガキ。」




会話が激しいんですけど。




龍佑のお父さんはかなりイケメン。




龍佑は美人なお母さんとイケメンなお父さんの良いとこどりって感じ。




どんな遺伝子よ、まったく…。





「ユミ、水。」

「はいはーい。」

「うちの両親はまともに挨拶できねーのかよ。」

「あれ?あたししなかったー?」

「あ、あの、笹原琉菜です。」

「琉菜ちゃんね~。いやぁ、かわいいし、挨拶出来るし、いい子ねー。」





賑やかな家だなぁ。



うちと同じ3人なのに。




「俺さぁ、娘欲しかったんだよな。」

「はい…?」

「でも生まれたのはこんな生意気な息子じゃん?」

「何が言いてぇんだよ、クソ親父。」

「琉菜ちゃんなら娘にしても大丈夫って話。」

「えっ?あ、ありがとうございます!」





認めてもらえたってことでいいんだよね…?




良かった…。





「琉菜ちゃんのおかげでコレもまともな生活してるみたいで嬉しいんだよねー。」

「コレ言うな。母親のくせに。」

「てかまじかわいくね?俺のことは光パパって呼んでー。」

「キモイ呼ばせ方すんなよ…。」

「あたしはユミさんねー。」

「はい!」





いい人たち…。




あたしに気をつかわせないようにしてくれてるのが伝わる。