信じらんない。




ひっそり、女子のごたごたに巻き込まれないようにうまーくいきてきたのに。






もう知らない!!





「とりあえず、移動だからいこ?」

「うん。」

「まぁ、おなじクラスなんだけど。」

「追い打ち?」

「ごめんごめん!」





桜は可愛い顔して余計な一言が目立つのです。




はぁ…。





とにかく1時間目は最悪の気分。




なんかもう、やる気でない。





「保健室行く。」

「サボリは1日1時間だよ?」

「わかってるって。」





琉偉の世話で、疲れてたあたしは一時期サボっては保健室で寝てを繰り返してて、桜に怒られた。




それから桜に制限されて、今は大丈夫たけど、今日だけは勘弁。





保健の先生もいなくて、ベッドに横になると、すぐ眠りについた。