baby!baby!baby!

「龍佑。」

「健太か。邪魔すんな。はやく行け。」

「おはよう、健太。」

「琉菜は俺に優しい…。それに比べて龍くんは…。」






なんで健太に優しくすんだよ、俺が。




やったらやったでキモイって言うんだろーが。





「琉菜、大変なのはここからだぞ?」

「へ?」

「学校入ったら龍佑見失うなよ。」

「どういうこと?」





…こういうことだよ。




学校に入った瞬間、待ち伏せしてた奴らに囲まれる。




中学でも、夏休み明けもそうだった。




バカ女どもが。




琉菜のこと知ってても居やがる…。





「あけましておめでとう、栗山くん!」

「龍佑ひさしぶりぃ!」

「…久しぶりだね。」





だめだ、作り笑顔がうまくいかない。




それは多分、琉菜がいるから。




琉菜以外はどーでも良くなったらしい俺。





「…ねぇ、龍佑。」

「ん?」

「この感じがヤキモチ?あたし妬いてる?」

「聞かれても…。」




でもそれならこれも悪くねぇな。



その顔、結構好きみたいだからな。