そして次の日。

『真白いる?』

声がした方を見ると、身支度を終えた彼が待っていた。

私は待たせるわけも行かないので、彼の方に取りあえず駆け寄った。

『どうしたの?』

『今日一緒に帰れるか?』

『あっ、うっ、うん。帰れるよ!!』