転校生の恋愛事情





次の日


うちは学校に行きたくなかった


昨日泣きすぎて目が腫れてるし

光輝と同じクラスだから気まずいし…


「はぁ…」




落ち込んでる中うちの目に飛び込んてきたのは






仲良く手をつないで歩いている



光輝と美由紀の姿だった





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「というわけで、うちは美由紀の恋は応援してないってわけ」



なるほどね…



「なんでそんなひどいことされたのに親友でいるの?」



「…美由紀がついてくるの。


この高校だって美由紀が真似したんだよ?」



「そっか…」


「美由紀さ、ずっと光輝のことが好きだったみたいで…」



だから、彼氏を作らなかったんだね


応援するふりをして、別れさせて自分のものにする


自分のものにするなら手段を選ばないってやつね…






こんな人がライバルだなんて


先行きが不安だ…



「それで、光輝くんとはどうなったの?」




「結局、一ヶ月で別れてまだ別に彼氏をつくった。しかもさ、光輝と別れてうちにいった言葉が"光輝は所詮光輝だった"だよ?!だったら、あんなことするなよって話だよね」





さつき、怒ってるけど目は悲しそうだった