「はぁ…」
時は、夏
高校に入学して3ヶ月がたった
そしてあの日以来あたしは如月くんに対する想いが強くなっていた
如月くんと話す度にドキドキして
もっと話してたいって思って…
とにかく、あたしは完璧に恋に落ちていた
「かじ!おはよ!」
「あ、さつき…」
「どうした?元気ないじゃん。」
「ちょっとね…」
「なになに~?気になる!さては恋悩み?!」
「えっ!?な、な、なんで?」
「えー、図星?適当やいったのに!」
適当だったんかい!
「聞きたい、聞きたい!かじとそんな話したことないし!」
そういえばコイバナなんてしたことなかった
友達の彼氏がどうとかいつも他の人のことばっかりで自分の恋愛なんて全くわかんないし…
誰かにはなすとスッキリするかなって思ってあたしはさつき話すことにした
