転校生の恋愛事情



川本裕太くん

あたしが海外に住んでいたときのクラスメイトだろう

同じ学校だったんだ…

話しかけてみようかな

「ね「でわー、山田と木下ペア対うーん一年生同士で組んでみるか…それじゃあ、中島と川本ペアで21点の3セット」

『はい』


うわー

話すタイミング逃した…


でも、ダブルスするんだから話せるよね?

「ねえ!かじだよね?」


お茶を飲んでいると川本くんが話しかけてきた

「そうだよ!やっぱり裕太だったか!」

「久しぶりぃ!」



久しぶりに話した裕太は声変わりしていてちょっとびっくりした

でも、あの屈託ない笑顔だけは昔と変わらず一緒なんだった

「いやーまさかかじに会うとわね〜
あれ?たしか愛知じゃなかったっけ?」

「うん。こっちに引っ越してきたの!」

「へー!!そうだったんだ~。連絡くらいくれればよかったのに」


「だって、連絡先知らなかったし」

「あ、そっか」



「一年生、試合するぞ!ってなになに?2人とも知り合い?」


「はい。昔クラスメイトだったんですよ。」

「まじか!で?付き合ったり…」

「「絶対にないです」」


うわぉ

ハモったw


でも、裕太がいてくれて助かった!



「裕太!」


「うん?」

「絶対勝つよ!」

「おう!!」