「集合!!」
『はいっ!』
ことみ先輩の掛け声により全員が集合した
そして
「よし、一年生はここまで。でも、中島はこのまま残って練習していきなさい。
明日は土曜日です。朝、8時30分からはじめます。その時間に間に合うようにきなさい。はい、終わります」
「ありがとうございました!」
なんと!あたしだけ残るんかい!
うわー、大丈夫かなぁ~
「かじ!頑張ってね!あたしは先に帰っても大丈夫?」
「うん!大丈夫だよ!また明日ね~」
「ばいばーい」
はー、みんないっちゃった…
どうしよ…
「遅れてすみませんでした!」
休憩中に1人の男子が入ってきた
「おっ!川本来たなー」
「すみません、担任に呼び出されちゃって…」
「そうか、分かった。長谷、集合!」
「はい、集合!!」
『はいっ!』
あの子が川本くんか…
でも、あれは絶対に…
「よし、それじゃあ残ってやる一年生の2人を紹介する。川本、中島前にきなさい」
え!
前出るの?!
「男子は昨日からきてるから分かるヤツもいると思うが、彼は川本裕太。バドミントン歴は3年だ。こいつはレシーブが長けてる。そして、今日からきた中島麻衣。バドミントン歴は…」
あっ答えるのか…
「2年ちょっとです。」
「へー2年か…。なるほどな。よし、じゃあ2人は戻れ。えっ~と、では試合をします。ダブルスで長谷と荒川ペア対柴田と久保ペア…」
次々と、試合に入っていく先輩たち最初のほうに呼ばれるほうが上手な人たちらしい
でも、あたしはそんなことよりも…
