みんなが注目する中
あたしと顧問は打ち合いをはじめた
パンッ
なんか…
いつのまにか、試合みたいになってたな
つ、疲れた…
「中島、お前今から練習にはいれ」
「え?ど、どいうことですか?」
「さっき、長谷が言ってたと思うけどうちは実力があるやつはどんどん練習にいれていく。お前は十分に実力を持ってるから今から練習に参加しなさい。」
「え、でも…」
「どうした?」
「他の子たちは…」
「他の一年生はもう少し打てるようになってからだ。それまでは素振りや羽打ちをしててもらう」
「わ、分かりました…」
「中島は明日から体操服じゃなくていいからな。ラケットとシューズはあるか?」
「あ、はい持ってます」
「ならよし。長谷ー!!!」
「はい?」
「今から中島が練習に参加する。荒川をサポートにまわして練習しなさい。」
「はい。まいちゃんこっち!」
こうして
あたしだけ、練習に参加することになった
不安だ
