「お嬢様、起きてください…」 「……ん…」 夢か現実かわからない… ご飯を運んできてくれた彼は、なぜかそのままベッドに座り込んだ 「さもなければ僕が、夢の中にお邪魔してしまいますよ?」 布団の中に侵入しようとしている ――――――ガバッ 「お、おはよう。佐野君…」 危険を感知し、反射的に布団から飛び出た私 一気に目覚めました 「おはようございます」 キラキラ輝く笑顔を向ける彼