首を絞められ、薄れゆく意識の中考える。
まだだ、まだだ、PVとか読者数とか、そんなもんだけじゃないはずだ。大事なのはそこじゃない。あきらめない。
だけど、どうしょうもない。数字というのは正直で、そして残酷だ。
ご隠居の太い手首を両手で掴む。あきらめない。僕はあきらめない。苦し紛れでもやけくそでもいい。
「ぴっPVなんか、PVなんか自分で読んでまわせばいいだろうが」
ご隠居は、手首のスナップだけでメルヘンさんを投げ飛ばした。くるくると回転しながら舞い上がり、畳に頭から叩き付けられた。
「ぐはぁああ」
ご隠居の汚い足がメルヘンさんの後頭部を、ぎゅうぎゅうと踏みつける。
痛みなんか感じない。こんな大事なときにしょうもないことしか言えない自分のほうがよっぽど痛いのだ。
だめだ、もっと真ん中を。
物事の本質をみなければ、考えろ、考えろ。僕は確かにひとりでも喜んでくれたらとか、わかる人だけわかればいい的なスタンスをとってはきた。でもそれは表向きであり、実際はかなり数字にはこだわってきたじゃないか。
数分おきに確認してはエクセルにPV数と完読率を打ち込んでいたじゃないか。
興味の引かないモノや読まれないモノをいくら発表しても意味はない。それはわかってる。
じゃぁ、どうすればいい?
畳に口と鼻を押しつけられ、よだれが垂れた。
間近に迫る畳縁をじっと眺めていると山田さんの頑張れという顔が浮かんだ。
負けるわけにはいかねぇと、なんとか足を掴みながら立ち上がる。
「へへへ、つよいよ。
ごいんきょはつよい。
とてもかないそうにない。勝てる気がまるでしねぇ、でもな、負けるわけにもいかねぇ」
「オススメに選ばれた事もないくせに」
「ごふっ」
浮き上がるほどのボディーブローをもらい、朝から何も食べてないので透明で綺麗な胃液をびしゃびしゃと吐きながら倒れた。
まだだ、まだだ、PVとか読者数とか、そんなもんだけじゃないはずだ。大事なのはそこじゃない。あきらめない。
だけど、どうしょうもない。数字というのは正直で、そして残酷だ。
ご隠居の太い手首を両手で掴む。あきらめない。僕はあきらめない。苦し紛れでもやけくそでもいい。
「ぴっPVなんか、PVなんか自分で読んでまわせばいいだろうが」
ご隠居は、手首のスナップだけでメルヘンさんを投げ飛ばした。くるくると回転しながら舞い上がり、畳に頭から叩き付けられた。
「ぐはぁああ」
ご隠居の汚い足がメルヘンさんの後頭部を、ぎゅうぎゅうと踏みつける。
痛みなんか感じない。こんな大事なときにしょうもないことしか言えない自分のほうがよっぽど痛いのだ。
だめだ、もっと真ん中を。
物事の本質をみなければ、考えろ、考えろ。僕は確かにひとりでも喜んでくれたらとか、わかる人だけわかればいい的なスタンスをとってはきた。でもそれは表向きであり、実際はかなり数字にはこだわってきたじゃないか。
数分おきに確認してはエクセルにPV数と完読率を打ち込んでいたじゃないか。
興味の引かないモノや読まれないモノをいくら発表しても意味はない。それはわかってる。
じゃぁ、どうすればいい?
畳に口と鼻を押しつけられ、よだれが垂れた。
間近に迫る畳縁をじっと眺めていると山田さんの頑張れという顔が浮かんだ。
負けるわけにはいかねぇと、なんとか足を掴みながら立ち上がる。
「へへへ、つよいよ。
ごいんきょはつよい。
とてもかないそうにない。勝てる気がまるでしねぇ、でもな、負けるわけにもいかねぇ」
「オススメに選ばれた事もないくせに」
「ごふっ」
浮き上がるほどのボディーブローをもらい、朝から何も食べてないので透明で綺麗な胃液をびしゃびしゃと吐きながら倒れた。



