In the warm rain【Brack☆Jack3】

「……レイ…?」


 スコープ越しに見るその表情。

 何かいつもとは違っていた。

 少しだけ、憂いを秘めたような目。

 悲しそうに、笑っている。

 スコープから目を離し、ミサトはライフルを下ろした。


「ついでだからもらっちゃおっかな、これ」


 ミサトはライフルを担いだまま、今来た非常階段を下りはじめた。