空色の恋

「杏?行こ!」

「あっ、うん。」


だめだよ。真衣はあたしの親友。

嫉妬なんてしたらだめ。


「杏?なんか顔色悪いよ?」

「えっ?そんなことないよ?」

「保健室行く?」

「ううん。大丈夫。」


あたし達は教室に行った。

「おはよー。」

「杏ちゃん。よっす!」


最近あたしにも話せる男子が

一人増えた。

それは、槙尾カケルくん。

カケル君は、未空君の中学からの

友達らしい。

あたしがカケル君と話せるのも

未空君の友達だから。