空色の恋

「もし杏が夏川君の事

 好きになってしまったら

 あたし達三角関係に

 なってしまうじゃん。

 そんなの、嫌やし。」

「真衣…。ありがとう。

 大好きっ!」

「バカ…あたしもだよ。」


あたしたちは、その後

ぶらぶらして帰った。


「ほんじゃあね。また明日。」

「うん。ばいばい。未空君。」

「……こらぁ!」


今日一日で二人の絆が一層

深まった気がした。