空色の恋

「いらっしゃいませ。

 何になさいますか?」

「あたしね。キャラメルミルクティー!」

「あっ、あたしもそれで。」


「あたしねぇ。キャラメルミルクティー

 好きなんだぁ。甘くて

 なんか思い出の味?」

「なんか、思い出あるの?」

「ないけどね。」

「なんだそれ!」