空色の恋

「そうか…。」

「ところで、一人で何見てんの?」

「あぁ…。」

窓からは、野球部が練習してるのが

見える。

「野球、好きなん?」


未空君は少し難しい顔して

何も言わなかった。

もう一回聞いてみようかと

思ったけど聞けなかった。