空色の恋

それより、消しゴム取ってもらわないと。

「あのぉ…。」

「・・・」


聞こえてないんですかぁ~?

それとも、無視ですかぁ~?


「あの!」

さっきよりも、少しでかい声で。

「えっ!俺?」


振り向いた右斜め前の男子。

目はくりくりしてて

でも鼻は筋が通っていて・・・

世間でいうイケメン。


「なんすか?」

やばっ!

ちょっと、見とれてた。