私の声よ届け。




なあなあ、三日月さんって、

可愛くね??



でも、なー……




もろ聞こえてますけど。




けど、三浦君だけは違った



「三日月さん、どこ中だったの?」



私が、口を[さくら]と動かすと


「やっぱり。俺ね、そこの隣の中学。
よく、三日月さんが歩いてるの見てた」



紙に[なんで?] と書いた。


「可愛かったから」