私の声よ届け。




教室に戻ると…




三浦哉大くんと同じクラス‼




しかも席が前後、三日月と三浦だから




早速、人気者の三浦くん



そりゃ、あんなかっこ良い人いたら


誰だって惚れるよね。



私だって、キュンとしてしまう。


あの爽やかな笑顔でこっち向かれたら


心臓飛び跳ねちゃうよ。





「…さん、…三日月さん…?」


「…‼………」


ぼーっとしすぎて、

プリント配られているのに

気が付かなかった。




声は出せないから、

口を[ありがとう]と動かしながら

微笑んでプリントを受け取った。







私は、顔だけはいいと言われていた。


小さい時から、ずーっと




モテたといえばモテた。



でも、この病気のせいで、

近づく人は減った。





高校では、優しい人いるかな…