スマイル



って思ってたら………



「ミラ!……あれ?
 ケイちゃんは?」


「…………ユサ…!」



ユサの顔を見ると

また涙があふれてきた。



「…え?……どしたん?
 もしかしてケイちゃんと
 なんかあったん?」


「……うん」


「あ、ユサちゃんが来たなら
 俺はもう帰るわ。
 ミラちゃんをよろしくな?」



逃げるように帰っていく

スグルを横目に

うちはユサに話した。




──────………




「……まじで?
 それでケイちゃん帰ったん?」


「……うん
 謝った方がいいよな…」


「でも、ミラはなんも
 悪くないと思うけど?
 キライとか言ってないやん。」


「そうやんな…。」


「ユサ、1回メールしてみるわ」



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