「ゆみりーん!こっちこっち」
車から降り、歩き始めると昇降口近くにいた陽に声を掛けられる。
そこには、すでに朔と海斗もいた。
「おはよ」
「おはよー、1年の結果はこっちだよ」
「あれ?蓮達は?」
陽に引きずられるように歩き始めてすぐ、蓮たちがいないことに疑問を持つ。
「蓮達は2年だから向こうだよ」
「………はい?!先輩だったの?」
「ぶはっ、知らなかったの?ちなみに3人とも2-Cだよ」
先輩だったとは……。
3人が2年だった事に驚いている間にずるずると陽に引っ張られて行く。
「ほら、ここだよ」
「人がいっぱいで見えないじゃん」
張り出された紙の周りは人で壁が出来ており、まったく見えない。
「大丈夫だよ、まっかせなさい」
そんな人の壁に向かって自信満々の陽が近づくと皆が道を開けた。


