Light of hope Ⅰ【完】





「ゆみりーん!こっちこっち」



車から降り、歩き始めると昇降口近くにいた陽に声を掛けられる。



そこには、すでに朔と海斗もいた。



「おはよ」



「おはよー、1年の結果はこっちだよ」



「あれ?蓮達は?」



陽に引きずられるように歩き始めてすぐ、蓮たちがいないことに疑問を持つ。



「蓮達は2年だから向こうだよ」



「………はい?!先輩だったの?」



「ぶはっ、知らなかったの?ちなみに3人とも2-Cだよ」



先輩だったとは……。



3人が2年だった事に驚いている間にずるずると陽に引っ張られて行く。



「ほら、ここだよ」



「人がいっぱいで見えないじゃん」



張り出された紙の周りは人で壁が出来ており、まったく見えない。



「大丈夫だよ、まっかせなさい」



そんな人の壁に向かって自信満々の陽が近づくと皆が道を開けた。