Light of hope Ⅰ【完】





「そうなの?」



「うん、だから大丈夫」



「そっか、良かったよ」



安堵のため息を漏らす朔に笑顔を向ける……きっと分からない、これが貼り付けた偽りの笑顔だってことを。



気がつかないで、私の闇に………。



「じゃあ何やっても親に怒られなくていいね」



陽は羨ましそうに、無邪気に笑う。



「…いいでしょ」



「うん、僕も1人暮らしがしたいなぁ」



その無邪気さが………残酷にも傷をえぐる。



「送ってく、行くぞ」



「うん、バイバイ」



キリキリと痛む心はきっと気のせい…。



またねと言えないのは信用してないから………きっとそう。



「明日、楽しみにしてるよ」



「またねー」



下へ降りると、行きのときのような物珍しそうな視線を受ける。



やっぱりジロジロと見られるのは気分がよくない。