「姫じゃな「知らなかったで済むと思ってんのか」
否定しようと声を発したのに、こちらをチラリと確認した蓮によって意図的に遮られた。
「ひっ、あっぁ」
それが引き金となって腰を抜かした男はペタリと地面に座り込んだ。
「朔、こいつらを始末しとけ」
それを一瞥すると、いつの間にか近くまで歩み寄っていた朔に指示を出す。
…朔もいたんだ。
「了解。さぁ俺等の姫に手を出した報いを受けてもらおうか」
朔まで姫って、私はなった覚えがないんだけど…。
その間にさっきの男を引きずってどこかへ行ってしまった。
可哀想に…他の男たちは逃げれたのにね。


