出来るだけ早足で、近づかないように通り過ぎようとしたが、行く手を阻まれ渋々止まる。
絡まれないなんてそんな都合のいいことあるわけないか。
「ねぇねぇ、僕達遊ぶ人がいないんだよね。だからさ、一緒に遊ぼうよ」
「暇じゃないんで、失礼します」
何とか間を縫って立ち去ってしまおうとしたが、
「そんな事言わないでさ、楽しいよ」
男の1人に腕を捕まれ、その間に他の奴らに囲まれてしまう。
予想通りの最悪な展開になっちゃったよ。
「結構です。触らないで」
触れられていることに不快感を覚え、腕を掴んでいる男の手を振り払う。
周りを囲んでいるからと余裕なのか思っていたよりも簡単に解けた。


