自動ドアを潜ると、お馴染みの来店を知らせる音が鳴る。
「いらっしゃいませー」
その後に続く店員の声を聞きながら、奥にある弁当の売り場へと足を運ぶ。
オムレツかカルボナーラ…どっちも捨て難いけど。
……カルボナーラにしよ。
カルボナーラと飲み物売り場でお茶を持って、レジで会計を済ませる。
「ありがとうございました」
棒読みな挨拶を聞きながら外に出ると、行きにはいなかった明らかに不良の部類に入る人達が駐車場の一角に屯っていた。
それも不良集団は出てきた私を見てニヤニヤしている。
最悪、完璧目付けられたな。
どーしよ……。
コンビニに戻るっていう手もあるけど、待ち伏せされたら帰れなくなるし。
絡まれませんように…と願いながら家へと歩き出す。


