皆がいなくなって静かになった部屋。
蓮は穏やかな声色で話しかけてくる。
「寝れそうか?」
「うーん……たぶん」
さっき蓮の親に会ったときに思っていたよりも疲れていたようで、段々と眠くなってきた。
短期間で体力がこんなにも落ちているのがよく分かる。
「なら寝てろ、思ってる以上に身体は疲れてるんだ」
「ごめんね、寝てばっかりで何も出来なくて」
眉を下げて謝る私の頭を優しく撫でてくれる蓮。
「そんな事気にしなくていい。今はゆっくり休め」
「ん、ありがと………おやすみ」
「ああ」
目を閉じてすぐ、襲ってきた睡魔に身を委ねてそのまま意識を手放した。


