皆が落ち着いてきた頃、
「あ、そうだ……蓮、琥珀が潰れてるんだけど誰の仕業か分かる?」
朔が思い出したように、険しい顔をして私の怪我の元凶の族の詳細について聞いてきた。
「……由美を助けた男に潰された」
そんな朔に苦々しい表情で答えた蓮に、
「はぁ!?どんだけ強いんだよ」
「まずいね、情報を集めて対策を考えないと……」
皆が各々の反応を見せた。
何か大事になってないか?
あの男には闇があって危険だとは思う……だけど、今こちらに危害を加えることはないと思う。
……あの男の闇は私の闇に似ている気がするんだ。


