「まぁまぁ、蓮も少しぐらいいいだろ」 「少しじゃねぇ、2時間ぐらいここを離れてたんだ」 海斗が苦笑をしながら庇ってくれるが、それを一蹴りしてしまう。 「え、何かあったの?」 蓮が深刻そうに言うものだから、朔達も心配そうにこちらを見てくる。 「蓮の両親に会っただけだよ」 たったそれだけ…という感じで言ったにも関わらず、蓮と私以外が息を呑んだ。 「………大丈夫だったの?追い出されちゃう?」 さっきのダメージから回復した陽がゆっくりと立ち上がり、かなり怯えながら聞いてきた。