そんな和やかな空気の中、ドアがノックがされた。
……と思えば、返事も待たずに開かれたドア。
そこから陽を筆頭に朔と海斗が部屋へと入ってきた。
「ゆみり~ん」
陽は学習能力がないのか視線が合った途端、また飛びついてきた。
ま、また……頼むから傷は開かないでっ。
「ぐえっ」
襲ってくるだろう衝撃に身構えていたが、陽は寸前で後ろから襟を掴まれた。
そのため飛びつかれることはなかったが、首を絞められた陽はその場にへたり込んでしまった。
「大丈夫か?」
そんな陽の襟を掴みながら心配そうに尋ねてくる海斗……どうやら止めてくれたのは海斗のようだ。


