私にとってはたった2時間でも、蓮にとってはそうではないらしく、足元にある布団を首元まで引っ張り上げられた。 「2時間もだろ。絶対安静だってことを忘れるな」 厳しいことを言いながらも、優しい声色で注意をしてきた蓮に、肩を竦めて小さく返事を返す。 「……はーい」 ああ、何か寝てばっかりだと無性に動きたくなる。 絶対に体が鈍っちゃうよ……。 そんな事を考えていると、突然ドアが開き、 「うどんを作ってきたわよ」 トレーを持った律さんが入ってきた。