「………え?」
今まで殺気を放ちまくっていた人が急に笑い出せば驚きもする。
「大事にするんだな。
……それと改めてよろしく。殺気立ってすまなかったね」
司さんはさっきとは打って変わって穏やかな顔で話しかけてきた。
「いえ、あれは私を試す為なんでしょうし、仕方のない事です」
蓮は上に立つ人、私は一般人……仲間といえど、相応しいかどうか確認するのは当たり前の事だ。
「そうか、好きなだけゆっくりしていってくれ」
最初こそ驚いていたもののすぐに不敵に笑い、律さんと奥のソファーへと歩いて行った。
「由美、部屋に戻るぞ」
司さんたちが奥に行くと、蓮は車椅子を押して部屋へと向かった。


