「あら司、帰ってくるの早かったわね」 「ああ、蓮のお気に入りとやらを見に来た」 入ってきたのは律さんと同じくらい若く見える男の人だった。 「また、隼人の仕業か」 忌々しげに、ここにいない隼人さんに悪態をついた蓮。 ……どちら様? お兄さん……いや、違うかな。 「俺の親父だ」 私の疑問を感じ取った蓮は答えてくれたけど…。 親父…父親、お父さん…。 親が若く見えすぎでしょう。