Light of hope Ⅰ【完】





「で、怪我してるんですって?どのくらいの怪我なの?」



怪我をしたことは隼人さんから聞いたようだけど、どの程度かは聞いてなかったみたいだ。



「左肩を4針縫った」



そんなに大した怪我ではないですよ……と答えようとしたのに、蓮に先を越されてしまった。



……もっとオブラートに包んで言ってくれればいいのに…。



私の怪我の具合を知った律さんは、険しい顔で蓮に詰め寄る。



「……4針?跡は残らないんでしょうね」



蓮に尋ねるような事を言っているが、顔には跡が残るなんてあり得ないと書いてある。



「いや……残る」



それに蓮は悔しそうな顔で答えると、私にチラリと視線を送ってきた。



「何やってるの!!由美ちゃんは女の子なのよ?跡なんか残ったらダメじゃない!!」



凄い剣幕で蓮に詰め寄ってくる律さんを制止するために、慌てて声を掛ける。



「り、律さん。別に気にしないので……」



隼人さんのように私の所為でキレてしまうのを防がなくては……私の不注意の所為で責められる蓮があまりにも不憫だ。