Light of hope Ⅰ【完】





「あの、蓮のお姉さんですか?」



「あら、お姉さんだなんていいわねぇ。でも残念ながら違うの……私はこの馬鹿息子の母親よ」



……母親?見えない、若すぎる…。



「……初めまして、二日前からお世話になっている神崎由美といいます。挨拶が遅くなってすみません」



蓮の母親なら…座りながらは失礼だと思ったけど、立つと蓮に怒られるから座ったまま挨拶をする。



「あら、ご丁寧にありがとう……私は如月 律(きさらぎ りつ)よ。よろしくね」



「はい、よろしくお願いします」



律さんは私をもう1度見ると、蓮に視線を移し、



「あんたみたいな俺様がよくこんな可愛い子を見つけてきたわね」



有り得ないわ…という視線を送った。



「うっせぇ」



そんな視線を鬱陶しそうに受け流す蓮は母親に反抗的なようだ。