Light of hope Ⅰ【完】





「そうだ、お前今までどこにいた?來が教室にいねぇと騒いでたぞ」



「あぁ、屋上にいたよ」



そういえば言ってなかったな。でも、言う暇がないぐらいすぐに引きずられたからしょうがないか。



「完璧気に入られたな」



「みたいだね、姫になれって言われたし」



「は?」



さすがのたっちゃんも姫になれと言われたことにかなり驚いている。



やっぱりそういう反応しちゃうよね。うん、さっきの私の反応は普通だ。



「……返事は?」



「断った」



「ふーん、由美なら面白そうだからっていう理由でやりそうだけどな」



えー、面白そうか?銀狼がどんな所か見るのは面白いかもしれないけど、姫になって守られるのは嫌だ。



「めんどくさそうじゃん」



「まぁな」



確かに、と言いながら笑うたっちゃんを横目にパンを食べ進める。