「はい、構いません」 私がキッパリと言いきると2人とも険しい顔から一変して、驚いたように目を見開いた。 こんな傷よりも酷い傷跡を持っている私からしたら、こんなのは擦り傷程度にしか思えない。 だから2人が気にすることじゃないのになぁ。 隼人さんは少し納得できないというような表情だったが、 「………由美ちゃんが構わないならいいんだけど、もし気になるようだったら言ってね」 私が本当に気にしてないと感じ取ったのか、それ以上は言ってこなかった。