Light of hope Ⅰ【完】





「隼人さん、蓮は悪くありません」



私の責任を蓮に背負わせたくない……それに、あんなに弱った姿はもう見たくない。



そんな気持ちから、隼人さんの目を真っ直ぐ見てきっぱりと言う。



「……由美ちゃんは銀狼の姫なんでしょ?なら守れなかった責任は蓮にあるよ」



ため息をついて蓮の胸ぐらを放した隼人さんに、私の心を読んだかのような返答をされた。



……心を読まれた?そんなわけないか……でも、私が姫だって知ってたんだ。



「それで由美ちゃんはどれくらい気を失ってたの?」



「たった3日です」



たった、ってところを強調したのに、



「……結構じゃねえか」



隼人さんにとって3日は長かったらしく、何やってんだと蓮を睨みつけた。