部屋に誰もいなかった理由に納得をしていると、 「由美、ここに来るまでに調子悪くなってないか?」 座った私に目線を合わせるようにしゃがみこんだ蓮が、心配そうに問いかけてきた。 「うん、大丈夫」 「へ~、あの蓮がねぇ」 微笑みながら頷いた私の頭を撫でていた蓮を見て、隼人さんは意味ありげに笑う。 「うぜぇ」 「人間変わるもんだな」 蓮が反抗すると、ニヤニやした笑みへと変わった。