「ちょっ、隼人さん降ろしてください!」 「いいねぇ隼人さんって」 うんうんと頷き、私の抗議を軽く受け流してしまう。 どうにか抜け出そうと身体を捻ったがビクともしない。 「いや、そんな事言ってる場合じゃなくてですね……」 「まぁまぁ……あ、着いたよ~」 力で負けるなら、と抗議をしている内に蓮がいる部屋へと着いてしまった。