Light of hope Ⅰ【完】





「ふーん、そういう事か」



私が否定をすると何か分かったのか1人で納得している。



そんな隼人さんに疑問を抱きながらも、階段を降りようとすると、声を掛けられ引き止められた。



「ねぇ、車椅子に乗ってるって事は歩いたらダメなんじゃない?」



「一応…絶対安静だそうです」



これで蓮達に会いに行ったら怒られるかな…?でも、仕方ないしなぁ。



「由美ちゃんはどこに行きたいの?」



「……蓮のところへ」



何故そんなことを聞くのか分からず、首を傾げて答えると、



「なら俺が連れて行ってあげる」



隼人さんは私を軽々と抱き上げ、階段を下り始めた。