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「……んん、んぅ」
目を覚ましてすぐ、ぼやける目をゴシゴシと擦りながら身体を起こすが、
「………誰もいない」
部屋には誰もおらず、来た時よりも余計部屋が広く見えた。
それに寝たときは夕方だったのに、起きた今、太陽は真上で眩しいぐらい輝いている。
ここにいても暇だし、探しに行こうかな。
でも、歩いていくと怒られるかな…?
チラチラと視界に入るそれを見て、ため息を溢す。
ベットの脇に置いてあった車椅子に渋々乗り、外へと出る。
「………どっちかな」
右か左か……どちらも同じような感じだからなぁ。
「よし、右へ行こう」
部屋を出て右に曲がったあとは、勘を頼りに車椅子で進んでいく。


